植物繊維でできた世界初のエコカップ”森のタンブラー”

アサヒビール株式会社は、パナソニック株式会社と「高濃度セルロースファイバー成形材料」を活用した世界初のビール用カップ「森のタンブラー」を共同開発しました。
2019年8月9日からテスト展開を開始しています。

じーじ
マネべる!アサヒとパナソニックが出した”森のタンブラー”が欲しいんじゃ!
マネべる
じーじが欲しいものあるの珍しいね。森のタンブラーってなに?
じーじ
環境にやさしい樹脂でできたタンブラーでな。すごく気になってるんじゃ。
マネべる
環境にやさしいっていいね!
じーじ
そうなんじゃ、国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が定められて以降サステナブルな社会にしていこうって動きが強まってるじゃろ?環境省で、次世代のバイオ素材として注目したのが”セルロースファイバー(CNF)”じゃ!
マネぱん
“CNF”とは、すべての木材に含まれている木材繊維を微細化した素材マネ。その特性から間伐材などの森林資源、産業廃棄物を含む、植物資源の有効活用が可能となってるマネ!環境に負荷の少ない持続型資源として期待されているものマネ!
マネべる
へぇ!環境に負荷の少ない資源かぁ。たしかに今までごみとしてきた木材からもできるならすごくいいことだね!
じーじ
そんなCNFを使って環境省がモデル事業を推進してきていて、事業者の1つとしてパナソニックが指名されたんじゃ。それでいろんな研究や商品開発をして、その中の一つで”55%以上の濃度でセルロースファイバーを樹脂に混合した高濃度セルロースファイバー成形材料を開発”したんじゃ。それをアサヒビールが着目して共同でビール用リユースカップの開発がスタート。2019年7月に”森のタンブラー”の名前で展開することが決まったのじゃ。
マネべる
屋外イベントとかでビールとかジュースとかも売るときプラスチックカップだもんね。それがリユース可能カップに変わるってこととかプラスチックの使用量が減るってことは環境にやさしくて未来にもつながるね。
じーじ
その通りじゃ。例えばアサヒビールのロゴが書いてあるプラスチックカップだけでも年間1200万個消費されているようじゃ、無地のカップも合わせたらすごい消費量じゃ。それが変わるだけでも、ごみの削減・プラスチック使用量の削減につながるのぅ。それに普通のプラカップにはない特徴を持っていて、微細な凹凸をもっていて泡立ちが違うんじゃ。普通のプラカップの5分の1のきめ細かさでクリーミーな泡なんじゃ!
マネべる
そうなんだ!それはプラスチックにない魅力があって注目されそう!売ってるの?
じーじ
まだイベントとかの限定で販売していて、2019年10月4日~6日に茨城県つくば市で開催されたクラフトビアフェストつくば2019では5000個展開したんじゃ。オフィシャルブースで、100ml入りで1つ300円!そのあとはカップをリユースしてほかの店舗でも200ml300円で飲むことができたようじゃ!
マネべる
ワンコイン以下なんだね!ほかのビールも楽しめるのポイント高いイベントだね!
じーじ
昨年の同イベントでは2日間で来場者6500人で約1tのごみが排出されて、約4万個のプラスチックカップごみじゃったそうじゃ。じゃからこの取り組みがどんどん広がって少しでも、環境にやさしい国を目指したいのぅ。
マネべる
そうだね、まだまだこれからだね!発展していくといいな!