「コメ先物」80年ぶりに復活か？？上場申請へ

へぇ、お米にもマーケットがあったんだ。
JAが価格を決めてるものだと思ってたよ。

ただ、マネべるが言うことも間違っていないマネ！！
現在のコメ価格は、JAグループの全国農業協同組合連合会（全農）の価格が指標になっているマネ。今も日本全国のコメ流通の約4割はJAグループを通しているマネよ。

そもそも、日本からコメ相場がなくなったのは、昭和初期の頃じゃ。米の流れを市場から国家が管理することとなった「米穀配給統制法案」が成立したことで、江戸時代から続いた日本のコメ相場は閉鎖した。
なんどかコメ相場を復活させようとした動きはあったのじゃが、国民の主食であるコメへの投機行為を警戒する監督官庁の方針から、なかなか進まずにいたのが現状じゃな。

おぉ、すまんすまん。話が脇道にそれてしまったな。
諸々と紆余曲折があったのじゃが、2011年8月8日にコメ相場の試験場上が始まり、今に至っておる。
また、一方、２０１８年度から国による生産調整（減反）がなくなることが決定しておるため、より透明性の高い指標求められておったのも事実じゃ。

うむ、その通りじゃ。
ただ、課題もまだまだあるとわしは考えておる。現在のコメ価格をささえているJAグループは2011年からの試験上場には参加しておらん。
取引所とJA、指標となる価格が2つ出来てしまっておる状況じゃな。
今後、本上場となるとこのあたりをどの様に調整していくのか、など乗り越えるべき課題は多いじゃろう。

今後、どうなっていくか注目したいところじゃ。