政府公認の仮想通貨誕生なるか!?

誕生となれば世界初‼世界初の政府公認仮想通貨 エストニアが検討

8月1日以降、またビットコインの価格が大きく急騰している。ビットコインだけでなく、オルトコインなど多くの仮想通貨で価格が高騰している中、とても興味深いニュースが飛び込んできた。
情報技術(IT)先進国としてもしられているエストニア(EU加盟国)が政府公認の仮想通貨「エストニアコイン」の発行を検討しているというのだ。

これはエストニアがすすめる「e-Residencyプログラム(電子居住権)」の一貫として検討されているものであるが、すでに予告サイトも公開されており、注目が高まっている。
この政府公認の仮想通貨で集めた資金をITなどに投資し、電子政府化をさらに押し進める考えだ。

ヘルスケア領域に至ってはブロックチェーンを活用したインフラへの置換も検討されており、極めて先進的な取り組みを実施している国といえる。今後の動向に要注目だ!

政府公認「Estcoin」は実現するか?

じーじ
マネべるや、「エストニア」という国についてどんなイメージをもっとるか?
マネべる
エストニア・・・
なんのイメージもないかも。
じーじ
まぁそうかもしれんの。
EU加盟国のロシアと隣接している小さな国じゃ。人口は約130万人、国土は九州位の大きさじゃな。しかし、世界各国の経営者・ビジネスマン・役人などが注目する、世界最先端のIT大国じゃ!!
マネべる
シリコンバレーみたいな感じなのかな?
じーじ
うむ、それを国家が主導して進めておる。
エストニアでは、ほとんどの行政手続き等が国民番号と紐付いておりオンラインで完結することができる。
オンライン上で手続きできないものは、「結婚」、「離婚」、「住宅の売買手続き」の3つのみで、その他の行政手続きはオンラインで完結してしまう
マネべる
なにそれ、すごい便利じゃん!!!
じーじ
しかも、国民のほぼ全員が持ち歩いている「IDカード」もスゴイんじゃ。一度登録すると、各種行政期間・病院・薬局など様々な場所で手続きが簡単に済んでしまう。
マネべる
「IDカード」さえあれば、何回も名前や住所をかかなくてもいいのね、素敵だね。
じーじ
「IDカード」の情報を更新することで、各機関は手間が省けるだけでなく、最新の情報を把握できるということも大きなメリットじゃろう。
また、外国人がエストニア国民IDを発行できるという「e-Residence」という面白いサービスも展開しておる。
マネべる
エストニア国民じゃないのに、IDが発行できるの?
じーじ
そうじゃ、エストニア人以外でも簡単にエストニアでビジネスを行えるよう、バーチャルの住人として登録ができるんじゃ。これは、市民権・永住権とは完全に切り離されているものじゃが、ユーロベースの銀行口座がほしい人、ユーロ圏でビジネスをリモートで行う場合などには重宝される制度じゃろうな。
2017年5月時点では、約1.8万人の登録があるようじゃ
マネべる
ほんと、面白い試みをいろいろやっているね。
最近もないの?面白い試み。
じーじ
あるぞ、あるぞ!!
なんと、エストニア政府が政府公認の仮想通貨を作ろうとしておるのじゃ、その名も「エストニアコイン」!!
今までの仮想通貨は政府公認というものはなく、マイニングで創出されたものを流通させるものが主じゃった。
マネべる
もし発行となると、世界初!!ということだね。
ほんと、すごい国だね「エストニア」
じーじ
そうじゃな、政府公認の仮想通貨となると、他の通貨とくらべても信用力は高いじゃろうし、ICOで相当な金額があつまると予想されるの。
マネべる
すごい、エストニアっていう国に興味がでてきちゃったよ。これからも、もっと色々と教えてね!!