三菱UFJ信託銀行新サービス「個人データ銀行」

三菱UFJ信託銀行は2019年にも、個人から購買履歴などのデータを預かり、民間企業に提供する「個人データ銀行」を始めると7月18日の日本経済新聞朝刊が報じました。

じーじ
個人データ銀行または情報銀行として三菱UFJ信託銀行が、個人情報をお金に換えるサービスが来年から始まるみたいじゃな。
マネべる
情報銀行?
じーじ
情報銀行とは、行動履歴や購買履歴といったものを含む個人情報にひも付いたITデータを預託され他の企業への情報提供をする制度のことじゃ。
マネべる
それで個人情報をお金に換えれるの?
マネぱん
そうマネ!個人情報を本人の同意の下、提供すると企業から対価として金銭やサービスが受けられるマネ。
じーじ
まだ個人データがどれくらいの範囲を示すかは明確ではないようじゃがな。
マネべる
個人情報って名前とかじゃないよね?
マネぱん
個人情報はまだ明確な範囲は指定されてないマネが、匿名化した上での、体重、身長などの健康情報、収入や資産、購入履歴などの金融情報、さらに人間関係や日々のライフスタイルまで、いろんな情報が提供されるのではないかって言われてるマネ。
マネべる
それをどう使うの?
じーじ
たとえば、高収入や資産規模が大きな人の購入履歴はブランド品を販売する企業にとって興味深いデータとなるじゃろうし。年代によって買うものの比率がわかればターゲットを絞りやすくなる。健康状態のデータが得られればヘルスケアなどの会社がそれに対応する商品を提案しやすくなるじゃろ。
マネべる
たしかに!
じーじ
具体的には、スマートフォン専用アプリを使って個人情報を企業に提供してもいいものを登録するんじゃ、それを企業が500~1000円程度で受け取って個人には金銭やサービスを受けることができるようじゃ。IoTの社会になり始めて散在している個人データを一括に登録しているということはとても魅力的なデータじゃろうな。
マネべる
なるほど!アプリなら使いやすそうだしいいね!企業は選べるのかな?ちょっと怖い部分もあるけど・・・
マネぱん
そうマネ!自分が好きな企業に情報を提供してそこから収益を得るマネ。
じーじ
これまでは情報がお金になるのは企業だけだったが、これからは個人がそれに取って代わっていく世界になっていくのかもしれないのぉ。
マネべる
個人情報の取り扱いがますます難しくなる世の中だね!日々勉強して活用していきましょう!