仮想通貨での資金調達『ICO』が急拡大

新たな仮想通貨発行で資金調達を行う『ICO』の光と影

最近ニュースで『ICO』、『クラウドセール』といった言葉をよく目にするようになった。ICO・クラウドセールは同義語であり、「新規仮想通貨公開」の事を指す。
「新規仮想通貨公開」は株式のIPO(新規公開株)と良く似ており、「独自トークン」と呼ばれる仮想通貨を発行し、それを販売することで、開発費や研究費を調達する方法となっている。

日本でも今後、民間の取り組みが本格化していくと見られており、注目度は高い。
しかし、資金調達の手段として全世界に広がりを見せる一方、トラブルも頻発しているため、しっかりとした知識、リスク対応が求められる状況となっている。

これから来るICOは何?しっかりとした見極めが必要

じーじ
マネべるや、『ICO(イニシャル・コイン・オファリング)』という言葉を聞いたことあるかの?
マネべる
最近、ニュースサイトでよく見る単語ですね。
実はあんまり分かっていないんだけど、ここまでニュースで見るってことは、注目されるキーワードってことですよね?
じーじ
最近は資金調達の手段として注目されておる手段の一つじゃ。
株式の『IPO(イニシャル・パブリック・オファリング)』に似ておるな。
新たな仮想通貨を発行し、ユーザーに購入してもらうことで、資金を調達する方法じゃ。
最近、各仮想通貨の値上りが顕著で、多くの投資家が参入しておる。
マネぱん
ICOだけで、世界中から1600億円程度資金が集まったとのニュースもあるマネよ!!
マネべる
へぇ、スゴイね。
ICOはもちろん日本からでも出来るんだよね?
じーじ
もちろん可能じゃが、日本から買うには、英語ができないと難しいかもな、現状じゃと。
2017年10月に日本で初となる、ICOソリューション「COMSA」というサービスがリリースとなる予定じゃから、日本からもICOに参加しやすくなるはずじゃ。
マネぱん
それ以外にも、ICOのスケジュールについて、確認できるサイトも幾つかあるマネよ。

マネべる
こんなにいっぱいあるんだ。。。
どれを買ったらいいかわかんないね・・・どれも安全なの??
じーじ
まだまだ、市場ができたばかりじゃから「バブルの状態」と捉えている人も少なくない。ICO絡みのトラブルも多いのが現状じゃな。
ICOにはホワイトペーパーと呼ばれる説明書が必ず付いておるから、実現可能性が高いものなのか判断する必要があるじゃろう。
マネぱん
投資家保護の観点から見ても、株式と比較すると何の権利も保証されていない場合が多いので注意が必要マネ!!!
じーじ
ただ、世界中から注目を集めており、様々な投資家や投資会社が注目している市場となっているのは間違いない。
ちゃんとリスクを把握し、参入することで他市場よりも大きなチャンスを掴むことが出来るかもしれん。
今、しっかりと勉強したい分野じゃ!!!!!!
マネべる
今後も続報を期待しています!!!