お金のトリビア お札の顔になった理由

じーじ
今日はちょいとトリビアを紹介しよう。
今の1万円札、5千円札、千円札の肖像画は誰かもちろん知っておるな?
マネぱん
1万円札は福沢諭吉、5000円札は樋口一葉、1000円札は野口英世マネ!!!
マネべる
くそー言われた!!
じーじ
では、この3人に共通することは何かわかるかの?
マネべる
う〜ん。。。
みんな育ちが裕福な家庭じゃないってことかな?
マネぱん
!!!!!!!!
じーじ
正解じゃ、よく分かったの。
マネべる
日本史はちょっと得意なのww
じーじ
お札の顔にするのであれば、巨万の富を築いた偉人の方が相応しいとも思えるが、なぜ選ばれたかを掘り下げていきたい。諸説あるんじゃがの。
3人の略歴を少し紹介しよう、マネぱんよろしく!!
マネぱん
はーい、かしこまりマネ。
簡単に説明するマネね。

福沢諭吉

福沢諭吉は1834年、豊前国・中津藩(現在の大分県)の下級武士の家に生まれた。大坂・船場にあった緒方洪庵の適塾でオランダ語を学んだあと、幕府の船に通訳として乗り込んで渡米。数々の西洋文明を日本に取り入れ、慶應義塾大学の前身である慶應義塾を創設した。著名作は「学問のすゝめ」。天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と身分社会を批判した。
詳細はすごく詳しいWikipediaで

樋口一葉

1872(明治5)年東京生まれ。父と兄を亡くしたあと、事業に失敗した父の借金を背負ったうえ、母と妹を養わなければならなくなる。針仕事や駄菓子屋を営んだりして働くかたわら、『たけくらべ』『にごりえ』などの短編小説を執筆。作家としてこれからというときに、結核を患い24歳で亡くなった。
詳細はすごく詳しいWikipediaで

野口英世

1876(明治9)年、福島県生まれ。1歳のとき囲炉裏に落ちて左手に大やけどを負う。ペンシルベニア大学、ロックフェラー医学研究所に勤務し、梅毒の病原体であるスピロヘータという菌の純粋培養に成功。黄熱病の原因菌を発見したが、自身も黄熱病にかかってアフリカで亡くなった。
詳細はすごく詳しいWikipediaで

マネぱん
とまぁ、こんな感じマネ
じーじ
うむ、ありがとう。
この3人は自分ではなく、日本を良くしたいといった使命感をもっていたというところが、もう一つの共通点じゃ。

ただ、お札の肖像がに選ばれるのは、日本人にとって親しみがある事、特徴的で偽造しにくい肖像画であることなども重要な要素となるのじゃ。
諸々の要素が絡み合い、今のお札の顔に選ばれたと考える事ができる。

マネべる
へぇーただ確固たる理由はわからないの?
じーじ
うむ、わしが選んでいる訳でわないからのぉ。
最後に、今までどんな人物がお札の顔になったかを見てみよう。

1900年以降のお札の肖像画

人物名 お札の種類
聖徳太子 日本銀行券100円券
日本銀行券1000円券
日本銀行券5000円券
日本銀行券10000円券
日本武尊 日本銀行券10000円券
二宮尊徳 日本銀行券1円券
板垣退助 日本銀行券100円券
50銭政府紙幣
岩倉具視 日本銀行券500円券
高橋是清 日本銀行券50円券
伊藤博文 日本銀行券1000円券
福沢諭吉 日本銀行券10000円券
新渡戸稲造 日本銀行券5000円券
夏目漱石 日本銀行券1000円券
紫式部 日本銀行券2000円券
樋口一葉 日本銀行券5000円券
野口英世 日本銀行券1000円券
マネぱん
こうやって見ると、政治家が多いんだね。知らなかった。
じーじ
今度はどんな人物が採用されるのかのぉ。
楽しみじゃわい