市町村の役所などで働き、安定した職業として人気のある公務員だけど、地域によって給与が違う事を知っているマネ??
おや、マネぱんや、その表現方法は少し齟齬があるぞ。
公務員には日本の行政機関に勤める「国家公務員」と地方公共団体に勤める「地方公務員」とがある。
「地方公務員」の場合は、それぞれの自治体にて給与条例が定められているため、同じ「地方公務員」でも給与が変わってくるのじゃ。
公務員には日本の行政機関に勤める「国家公務員」と地方公共団体に勤める「地方公務員」とがある。
「地方公務員」の場合は、それぞれの自治体にて給与条例が定められているため、同じ「地方公務員」でも給与が変わってくるのじゃ。
そうなんだ。じゃ市役所に勤めている人でも県が違うと給与も違うのね。
知らなかったなぁ。じゃあ何処が一番水準がいいの??
知らなかったなぁ。じゃあ何処が一番水準がいいの??
そうじゃな、これは毎年総務省から発表されておるのじゃよ、知らんじゃろうな。
「平成28年地方公務員給与実体調査結果等の概要」から見てみるとしよう。
「平成28年地方公務員給与実体調査結果等の概要」から見てみるとしよう。
都道府県別給与水準
順位 | 都道府県 | 平成28年4月現在 | 平成27年の順位 |
---|---|---|---|
1位 | 神奈川県 | 103.6 | 1位 |
2位 | 三重県 | 102.8 | 5位 |
3位 | 静岡県 | 102.6 | 2位 |
4位 | 熊本県 | 101.8 | 8位 |
5位 | 秋田県 | 101.7 | 3位 |
6位 | 東京都 | 101.6 | 18位 |
7位 | 大阪府 | 101.5 | 12位 |
7位 | 福岡県 | 101.5 | 8位 |
9位 | 栃木県 | 101.4 | 8位 |
10位 | 群馬県 | 101.2 | 4位 |
なにこれ?給与の額ではないの??
おぉ、すまんすまん。
地方公務員の給与水準は国家公務員の給与水準と比較して掲載されておる。この指数は「ラスパイレス指数」というのじゃが、詳しい説明は今回はなしじゃ。
国家公務員の給与水準を100とした場合、それぞれの都道府県の地方公務員の水準がどうなっているかを示しておる。
地方公務員の給与水準は国家公務員の給与水準と比較して掲載されておる。この指数は「ラスパイレス指数」というのじゃが、詳しい説明は今回はなしじゃ。
国家公務員の給与水準を100とした場合、それぞれの都道府県の地方公務員の水準がどうなっているかを示しておる。
神奈川県は昨年に引き続き、地方公務員の給与水準はTOPマネ!!
神奈川県は県内企業の給与水準が高かったり、柔軟な人材登用を行っていることから給与水準が高くなっておるようじゃ。
こうやってみると、国家公務員より地方公務員の方がいい給与を貰っているみたいね。
使用している計算方法がこれで良いのか等の議論は昔からあるのじゃがの。
ただ、年々国家公務員と同水準若しくは水準以下の給与形態に変わってきておる。
ただ、年々国家公務員と同水準若しくは水準以下の給与形態に変わってきておる。
この数値って、毎年発表されているの?
そうじゃ、知らなかったかもしれんが、毎年発表されておるぞ。
地方自治体の給与格差はある程度この数値をみることで確認することができる。
自分の自治体の水準はどうなのか、調べてみるのも面白いかもしれんぞ。
地方自治体の給与格差はある程度この数値をみることで確認することができる。
自分の自治体の水準はどうなのか、調べてみるのも面白いかもしれんぞ。